MA課で製作している製品には、ラベル、シール類を貼り付ける物が多くあります。 製品本体に貼り付ける物や、梱包箱に貼るものなど種類や大きさなどは沢山あるのですが、 このラベル類を貼り付ける上で大変なのが、「貼り付け位置」になります。 板金や基板などの部品なら、ネジ穴に取り付ければよいので、取り付け位置は必然的に決まっていますが ラベル類には取り付け穴はありません。 組図に記載されている寸法で位置を確認し、貼り付けをしていきます。 毎回、スケールで寸法を確認しながら貼り付けするのでは手間がかかるので、 MA課ではラベル貼り付け治具で作業をしています。 空のネジ箱やアクリル板を貼り付け寸法が出るように加工した治具で、 これを所定の位置にセットすれば貼り付け位置が分かるというものです。 速く作業でき、誰がやっても同じ箇所に貼れる優れ物です。 (F.Y)