昨日7月1日から第93回の全国安全週間が始まりました。 来週の7月7日までの1週間、労働災害防止活動の重点期間として全国の企業を対象に実施されます。 当社でも、職場ごとにポスターを掲げ、胸にはバッヂを付けて、労働安全に対する注意を喚起します。 ところで、労働災害防止活動でよく使われる言葉に「ヒヤリハット」とか「KY」があります。お聞きになったことがありますか? 「ヒヤリハット」とは言葉の通り、ひやりとした、はっとしたの「ヒヤリハット」です 通路の先のスロープで滑りそうになってひやりとしたとか、 ドアを開けたら足元にモノがあってはっとしたなど、 怪我をするような重大な事故には結び付かないものの、 その事前段階で気づきを得ることをいいます。 「KY」は「空気が読めない」ではなくて「危険予知」の略です。 積極的に職場を見回ったり、作業をする事前に危険を及ぼすところが無いか、 チェックすることをいいます。 「ヒヤリハット」が事故が起きる直前状態の気づきなら、 「KY」はさらにもうひとつ事前の段階といったらいいでしょうか。 いずれにせよ、隠れている安全上の問題点を顕在化させみんなで共有するしくみです。 もちろん、問題を見つけ職場のみんなと共有しただけで終わってしまっては意味がありません。 そこからさきはしっかりした最善の対策を見つけ、あとはPDCAです。 この安全週間、全国の職場の安全委員が声掛けや「ヒヤリハット」や「KY」を 一所懸命やっているのでしょうね。 さて当社も労働災害防止活動をみんなでがんばります。 ご安全に! (S.F)