雨が降らないうちに枯芝に火を放ちました。 根のほうが少し色づいてきたので、そろそろ前年の名残りに火をと思っておりました。 昨年は少し長めの芝だったのでみるみる内に燃え広がりましたが、それでも今朝お湿りがあったせいか、隅の方は多少燃え残りが出ました。 そんなに広くはないのですが工場前庭には、ケヤキやナラなど、落葉樹が数本と、ゆずり葉や馬酔木(いつも間にかうす紅色の花房が沢山ついていました)、 それに小鳥が持ってきた名前不詳の木があります。 その植木が取り囲むように芝生が。 植木は樹高も高くなってきたこともあり、 知り合いの植木屋さんにお願いして剪定してもらいますが、 芝生は違います。 弊社に昨年まで在籍していたSさんが、子供を可愛がるように 丁寧に世話をしてくれました。 春は火を放って枯芝を取り、雑草を摘み、除草剤を撒く。 芝生の根まで空気が届くようにスパイクを打って根切り。 肥料を散布して、雨に降らぬ時期には水をまき、 夏の伸び盛りの節は芝刈りを何度も。 とにかく、芝はきれいに保とうとすると手がかかるのです。 それをSさんは、汗だくになりながら手入れしてくれました。 さて、今年はそのSさんがいません。 さあ、困りました。 Sさんの後を継ぐのは、いったい誰でしょう。 Sさん、後進の育成にご来社よろしくお願いします。 (S.F)