
部品を購入する際よく出てくる「RoHS2対応品」というフレーズ。 その時は調べるなりして「なるほど!」となるのですが、しばらくたつと「RoHS、RoHS2、RoHS10・・・?」特に「RoHS2とRoHS10はどう違うんだっけ?」となる。 そこで、覚えられるように書き出してみました。 説明しよう!!! RoHS2とは 『EUが定めた電子機器や電気機器に含まれる特定の有害物質の使用を制限する指令です。 初版のRoHS指令に加え、改正指令で4つの有害物質が追加され、合計10物質が制限されています。これにより、製品の製造段階から有害物質の使用を制限し、環境や人間の健康を守ることを目的としています。』 RoHS10とは 『RoHS指令で規制されている環境負荷物質6物質と、RoHS2.0指令で規制に追加された4物質の合計10物質のことをいいます。』 1. 鉛 2. 水銀 3. 六価クロム 4. カドミウム 5. ポリ臭化ビフェニル(PBB) 6. ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE) 7. フタル酸ジ-2-エチルへキシル(DEHP) 8. フタル酸ブチルベンジル(BBP) 9. フタル酸ジ-n-ブチル(DBP) 10. フタル酸ジイソブチル(DIBP) つまり、RoHS2は指令のこと、RoHS10は10種類の環境負荷物質のことを指してるという認識でいいのかな。 これ以上詳しく調べるとよりややこしくなる感じなので、ざっくり「RoHS2≒RoHS10」と覚えておくことにします。