福島市の風物詩、農業開始の合図である「種まきうさぎ」の雪形が吾妻小富士の北東斜面に現れています。 吾妻山ではそろそろ磐梯吾妻スカイラインの再開通も近いのではないでしょうか? また街中では、各所でサクラが咲き、モモや菜の花など春の花々も見ごろになって、明るい気分にさせてくれます。 そういう山麓と雪山の気候、景色のギャップも早春の福島の魅力ですね。 因みに種まきうさぎの伝説が、市内蓬莱町田沢に残っているようです。 【田沢村(現・福島市蓬莱町田沢)が日照り続きの年、とある孤児が拾ったウサギがトンビにさらわれ、 さらわれた先の西山(吾妻小富士)を見ると山肌に「雪うさぎ」が出現、「雪うさぎ」に向かって雨乞いをすると水が湧き出た】 というのが「種まき兎伝説」なんだそうです。 新年度、会社でも、将来のメシの種まきを始めました。 毎年なかなか芽が出ませんが、しっかり根を張って大きな芽が出て欲しいものです。